2018年の7月いっぱいで前の会社を辞めた僕は、この1年間リモートワーカーとして東京の会社に籍をおき新潟に住みながらその業務に従事してきました。非エンジニアで必要な時だけ上京する(平均月2回)だけのフルリモートワークです。
リモートワークのメリットはほかの記事でも書きましたのでそちらもご参照ください。僕はもうリモートワークをやめたくないと思っていますが、やる前には想像もしなかったデメリットにも気が付きました。
今回はリモートワークのデメリットについて1年間の経験を経て僕が感じていることを書きます。リモートワークを始めたい人の事前の参考になればと思いますし、自分の性格や傾向と照らし合わせて向き不向きを判断する材料にしてください。
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リモートワークのデメリット5つについてそれぞれ解説していきます。
リモートワークのデメリット5選
結構さぼってしまう
リモートワークの意外な盲点がこれです。
「意外じゃなくて普通に想定できるよね?」と思われるかもしれませんが、考えてもみてください。
リモートワークとはいえ、仕事なのですから、リモートワークしたことで仕事の質が落ちたとか言われてはたまりません。[voice icon=”https://nevergiva.com/wp-content/uploads/2019/08/kaisya_ayatsuru_joushi.png” name=”社長” type=”l”]やっぱり出社させたほうが管理できるし、よく働いてくれる![/voice]こんな風に思われてはかないません。
ですのでリモートワークをやる前の僕は結構ストイックに働く自分を想定していました。ですから、案外あっさりとさぼってしまう自分が意外な盲点だったんです(笑)。
リモートワークのサボれ具合は半端ないです。
僕は眠くなれば昼寝をしますし、スマホもいじります。平日休みの友達とランチしてだらだらとお茶してる時もあります。
さぼった分は別の時間で取り返しているともいえなくもないですが、その時間を仕事に充てていればもっと成果をだせたとも思います。
ただし、このことについては幻冬舎の箕輪さんが示唆に富むツイートをしていてます。
生産性を上げるためには強引に休暇を取ったり、超速く仕事を切り上げて遊ぶこと。実際ほとんど意味ないことだって気付く。同僚や上司へのパフォーマンスとしての仕事ではなくアスリートのような集中力でやるべき。僕なんて遊びの移動時間にしか仕事してないよ。 pic.twitter.com/5PQrYSapaU
— 箕輪厚介🌱 (@minowanowa) July 28, 2019
サラリーマン特有の“仕事した感”はマジで無価値ってことです。いかに短い時間で生産性をあげられるか僕の今後の課題です。
自分の限界を超えられない
リモートワークはいちいち仕事ぶりをチェックしてくるウザイ上司はいません。また仕事中に無茶ぶりしてくるクソ上司もいません。またフリーランスなら仕事の内容も自分で選べてしまうので、つい稼ぎやすい自分ができる範囲の仕事でやりくりしてしまいます。
これだと目の前の仕事をこなすには問題がないのですが、どんどんスキルアップして単価をあげて単価を上げて効率的に稼ぐことは難しいです。
フリーランスなら当然のこと。会社に所属しているリモートワーカーだとしても会社に出社しているより意識的にスキルアップや新しい業務に果敢にチャレンジしていくことを意識しなければらないと痛感しています。
リモートワークを継続していくためにも、
「こいつはリモートワーカーだが出社するよりも効率的に成果をだしておる」 と言わせる工夫が必要です。
会社のタイムリーな動きがわからない
リモートだと会社にいないと感じることがでいないタイムリーな空気感がわかりません。
良いことも悪いことも含めて上司の動きとか電話の内容とか。会社にいるとオフィシャルに発表されていない新鮮な情報をキャッチすることができますよね?
また会社にいる人たちの何気ない会話で合意されていた内容があったりして、
「言ってなかったっけ?」みたいな場面は多々あります。
これについてはリモートワーカー側が積極的にコミュニケーションを図ることで改善していく必要があるかと思います。
人と話さないので孤独 なんとも言えない不安感
リモートワーカーは朝の「おはよう」もなければ同期との「最近どう?」もないです。声に出して人と話すことがありません。
そういう面倒臭さがあってリモートワークやってる人も多いかとは思いますが、人はどこかで他人とつながっていたいという感覚があると思います。
そして会社のタイムリーな情報がわからないこととも相まってなんとも言えない不安感を抱えながらこの一年仕事をしてきました。「この働き方をどれくらい続けられるだろうか?」という気持ちは常につきまとうのがリモートワークだと思います。
太る
リモートワークは全く歩きません。僕の場合、田舎に住んでいるので朝車で子供を保育園に送ってコーヒーを買って帰ってくると仕事が始まります。
そこからは基本的に自室にこもり淡々と作業をする日々です。
腹が減れば昼食をとるのですが、これも鬼門です。
家なのでなんでも好きなものを食べることができます。ラーメン、うどん、焼きそば、残り物のおかずなど、結構食べてしまって午後眠くなるということがこの1年間でどれだけあったか数え切れません。
まとめ
以上、リモートワークの5つのデメリットを紹介させていただきました。
じゃあ会社通勤するのとリモートワークどっちがいい?って聞かれれば圧倒的にリモートワークがいいです!
実際この5つのデメリットを踏まえてもリモートワークは働きやすいです。だから今後はリモートワークの方が生産性が高いと言い切れるレベルまで自分を高めていかないと自戒しています。
好きな仕事を好きな場所で続けられる生活こそ何よりも幸福じゃないでしょうか。