【若手社員必見】嫌な上司の下で悩んでいる人に贈るモチベーションの保ち方

4月も半ばになり、新入社員も現場に配属され始めるこの時期。実は就職活動以上に人生の分かれ道であったりします。どんな上司の下に就くかによって、その後の人生が変わるのに自分で選ぶことができない恐ろしい分かれ道です。

    • そして

どんな上司にあたるかはほぼ運です。

    • 上司の良し悪しでその後の会社人生は全く異なるものとなります。クソ上司に当たった場合、しばらくは辛くてストレスフルな日々になることでしょう。

しかし、クソ上司に当たったら終わりかと言えばそうではありません。むしろクソ上司あたることはある種の幸運を掴んだとも言えます。

僕はその幸運をを生かして今の生活を手に入れました。まずは僕が出会ったクソ上司を紹介します。

[aside type=”boader”]僕が出会ったクソ上司はこんな人

      • 機嫌の波が激しい
      • 自分中心
      • 部下を騙す
      • 客の前で恥さらしな発言をしてそれに気がついていない
      • 数字横取り
      • 業者からキックバックをもらっている(あからさまにバレている)
      • 社内の不毛な飲み会強要
      • しょうもない派閥を作りたがる
      • 金がないから部下に切符を買わせる(僕は飛行機代を立て替えました)
      • 経費で部下に奢って偉そうにする
      • 経費で愛人と飲み食いするくせに部下の経費の使い方にはケチ
      • 残業代をつけさせない
      • 昼食は課でまとまっていくことを強制する
      • 何でも自分のタイミングでないと気が済まない
      • 話が支離滅裂で議論になると最後は力でねじ伏せる(いわゆるパワハラ)
      • 不倫相手の家に部下を連れていく(僕の上司は愛人とやっていました・・・)
    • [/aside] [aside type=”boader”]

番外編

      • 結婚していない、子供がいない

これは結婚していない、子供がいない人への批判ではありません。クソ上司が独身だったり、子供がいないとクソ具合に拍車がかかるということです。

 

結婚や子育てはやってみないとわからないので、ただでさえ人の気持ちに鈍感なクソ上司が結婚や子供がいる人の気持ちを慮ってくれるはずはありません。

結婚すれば飲みの誘いも断らなければならないこともあります。

子供がいれば頻繁に風邪をひきます。そういう経験がないクソ上司は、「嫁に診て貰えばいいだろ」とか、「38度の熱だと俺の時代はラグビーの試合に出ていた」などと平気で言います。

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こんな感じで僕の20代は、なかなか本来の仕事に集中させてもらえないストレスフルな日々でした。

こんなクソ上司に悩まされた僕が良い上司にあたることが将来幸せになるとは限らないと主張するのは大きく以下の3つの理由があります。

    • [box class=”glay_box” title=”理由1”]クソ上司に当たると自分で稼いでやろうという気持ちがわく[/box] クソ上司といると会社を辞めることを考えます。簡単に異動できないですし。そこでまず転職サイトに登録するんですが大抵自分の市場価値の無さにげんなりします。今いる会社が大手なら転職すると収入が下がるなんてことも。

じゃあどうするかというと勉強しましょう。なんでもいい。

僕はクソ上司のおかげで転職できる自分になるために頑張ろうという気持ちが湧いてきました。一日も早く彼と顔を合わせない生活をしたいから毎朝会社の近くのカフェで英語を勉強していました。取引先への異動時間も、アポとアポの間の時間も勉強しました。

おかげで転職ができたし、英語は今の自分が個人事業主としやっている仕事に大いに役立っています。
あの人と出会わなければ今の生活はありません。

    • [box class=”glay_box” title=”理由2”]会社を信頼するのはリスクだと悟る[/box]

クソ上司の下でストレスフルな日々を送っていた僕はそもそもそんなクソ上司が管理職についてる会社ってどうなんだろう?と思い始めました。

まともな評価ができていないんではないか?そうすると経営層や人事系の部署もまとめてクソなんだと気がつきました。これじゃあクソ上司がいてもそれを浄化することができません。当然ですよね。自分たちも似たようなモンなんですから。 それが浄化されるような潔癖な社風になることは自分たちの立場も危うくするわけです。要するにオッサンに甘い会社ってことです。若い人が苦労するこの種の社は伝統的な大企業会社に多いです。だからこの会社にいてはいけないと気がつかせてくれたのはまさにクソ上司です。

新卒で素晴らしい上司に恵まれた同期の今

僕の同期には仕事ぶりも人望も誰もが尊敬する人の下に配属された奴もいます。
当時彼を羨ましく思ったものです。正直僕は彼より仕事ができると思っていました。ですから僕が彼のポジションに行けばもっと良い仕事ができるし、その素晴らしい上司からいろいろなことを吸収できると感じました。また手がけている案件もすごく魅力的で仕事を通してスキルアップできる内容のものでした。
その上司は売り上げも上げていましたのでまさに会社の中心で、僕の同期は社内の新しい情報をいち早く知ることができるポジションにいました。本当に羨ましかった。

あれから8年、今彼らがどうなったかというと、その良い上司は優秀な部下数人を引き連れて独立しました。その人も会社に愛想を尽かしたと聞いています。
そして当時良い上司に恵まれていた同期は今も会社にいて相変わらずのハードワーク&長時間労働です。当時のような華々しい案件には携わっておらず、個人相手の支店勤務です。収入は自分より低くてとにかく時間がない。生活を送っています。つまり会社中心の生活です。

良い上司に恵まれたってそれはその瞬間だけってことです。最終的にこの素晴らしい上司は数人の優秀な部下を連れて会社を辞めて独立しました。

    • [box class=”glay_box” title=”理由3”]理不尽への耐性は結構大事[/box]

クソ上司は基本的に無茶苦茶なことを言ってきます。ありえない要求をしてきます。僕の上司は、私文書偽造を始めとする違法なことまで要求してきました。とにかく日々超ストレスフルです。

僕はその上司が引き金となり会社を辞めて毛色の異なる超緩い会社に入ったのですが、その会社にはその会社なりの理不尽さがあって社員はそれにストレスを感じていたのですが、正直僕からしたら屁みたいなもんでした。クソ上司のおかげで生きていく上で降りかかるストレスに全く動じなくなりました。クソ上司のおかげで気がついたら相当図太くなっていたんです。

また、ごく稀にですが、上司のありえない指示をやってみたら意外にできたという経験もありました。無茶苦茶な命令に従ってやったらできたというケースで、無理だと思っていたのは自分だったとわかりました。

何事も準備が整ってから進めたい性質の僕はこのことから、「とりあえずやってみる」ことの大切さを学ぶことができました。

    • こんな風にクソ上司といるその瞬間は苦痛でしかなかったけど、僕はそのおかげで社会人になっても勉強をする習慣が身につき、転職をすることができて、今はとても時間に余裕がある生活しています。

体の変調のサインは見逃すな

僕は今の生活があるのはクソ上司の下にいたからだと確信しています。

しかし、クソ上司のせいで精神的に病むのは超リスクです。だからできれば出会いたいたくないです。会社に行きたくなくなりますし。時間も奪われます。僕はストレスもあったり、その上司に飲みに付き合わされたおかげでかなりだらしない体になりました。

最終的には我慢の限界に達し、たまたま転職に成功できたので良かったですが、体に変調をきたした場合はさっさと逃げることをお勧めします。疲れているのに眠れないとか、休みの日に何もしたくないとか。そんな体のサインは見逃さないようにしてください。

とはいえ、良い上司に当たって会社に疑問を持たずに、会社のために頑張って気がついたら30代半ばということはよくあります。その時点でマーケットで評価される人材になっていられれば良いのですが、皆さんはいかがでしょうか?社内でしか通じない人脈や社内特有のルールだけを熟知した、いわゆる外で通用しない人間になってはいませんか?

動き出すのは今。嫁子供の存在を言い訳にしていては人生は変えられない

入社して若い時代に良い上司に恵まれて会社を信じて仕事をしてきたら気がついたら30代半ば、嫁子供もいて転職がいて今の生活を維持しながらの転職が難しい。だいたいこんな感じです。

20代で同期にも同情されるほど上司に恵まれなかった僕ですが、そのおかげでかなりの理不尽さに耐える精神力がつきました。そして絶対会社を辞めてやるという強い気持ちが芽生え、時間を作って学ぶことを習慣にすることができました。今では完全リモートの会社員兼個人事業主です。当時僕を同情してくれた同期に羨ましがられます。

もし上司が人徳のある人尊敬できる人だったら今の自分があるかわかりません。ただ間違いなく今のような時間に縛られない働き方を手にしていたことはないでしょう。

だから今クソ上司に悩んでいる若い人は幸運を手にしています。徹底的に上司を利用して自分が一人で生きていくためのスキルを身につけるためのモチベーションにして仕舞えばいいのです。

今始めなければ1年後も同じ生活が待っています。

諦めないことが大切です。

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